みほこ
(ピアノ)
北海道室蘭市出身。
札幌大谷短期大学音楽科卒業、同専攻科修了。在学中からピアノ講師を務めるかたわらピアノ、オルガン奏者として活動。
2000 年に渡米。バークリー音楽大学でジャズを学び、同校パフォーマンス科を卒業。Magna cum laude でバチェラー取得。ジョアン・ブラッキーン氏、およびハービー・ダイアモンド氏に師事し、大きな影響を受ける。
卒業後は、ボストンの有名ジャズクラブをはじめ、ニューヨークなどで多数のライブスポットに出演。自己のトリオの他、様々なグループのメンバーとして積極的に演奏活動を行なった。
ボストンの二大駅の一つであるノースステーションの街頭ライブでは、多くの市民が足を止めてその演奏に聴き入るなど、高い評判を得た。また、かつてデューク・エリントンなど幾多の有名ミュージシャンが演奏を行なったユニオン・ユナイテッド・メソジストチャーチで開催されている“ジャズ・アット・ユニオンシリーズ”では、メリー・ルー・ウイリアムス(歴史的な女性ジャズピアニスト)のトリビュートコンサートで、メリー・ルー作品を数多く演奏して好評を博した。
2010 年、自己のトリオによるファーストアルバム『We’ll See』をリリース。ボストン最大の FM 局 WGBH を含む、アメリカ各地の National Public Radio にてオンエアされている。同年、レコーディングメンバーによるツアーで、室蘭ジャズクルーズを皮切りに新冠町、赤平市、札幌市でライブ開催。 2011 年、ボストン市内や近郊ジャズクラブにて同メンバーによる CD リリースコンサートが行なわれ、満席になる人気を集めた。2015 年、コネチカット州ハートフォード市で開催されているBaby Grand Jazz コンサートに出演し、スタンディングオベーションを受ける。
また、Grace United Methodist Church 専属ピアニスト、マサチューセッツ、ケンブリッジ市 After school program ピアノ講師、 Boston Langham Hotel 専属ピアニストなどを務めた。
一方、ラテンアメリカのミュージシャンとも親交を深めサルサ、ラテンジャズなどのピアニストとしても活動。毎年ボストン市内や郊外各地で行なわれるラテンミュージックフェスティバルにも出演する。主な共演者はタイガー大越、キャメロン・ブラウン、ヨロン・イズラエル、ギロ、レイ・ゴンザレスほか多数。
日本では、毎年札幌芸術の森で開催される“北海道グルーブキャンプ”に、アシスタント兼通訳としてプログラムスタート時より7年間参加。米バークリー音楽大学の教授、講師らとともに後進の指導に携わった。
現在は、札幌を中心に活躍中のミュージシャン5人と共にラテンジャズのグループ“Feliz De La Vida(人生を祝しての意)”を立ち上げ、2019 年 9 月にファースト CD『Maria Cervantes』をリリース。グループとして“ルスツ 100days LIVE”など市内、道内各地でライブ活動を行なっている。
またソリストとして地元北海道でのライブコンサート活動、個人やバンドの指導に力を入れながら、アメリカと行き来しつつ音楽活動の幅を広げている。
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